野尻湖仮想博物館
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2003/03/08

発掘に参加する方法

 野尻湖の発掘には資格や年齢制限はありません。実際参加者の1/3ほどが小中学生であることも珍しくはないのです。ただし、野尻湖発掘は単なる収集目的の集まりではなく、日本の旧石器時代の研究の一環として行なわれています。そこで発掘への参加を希望される方はまず各地の「友の会」の会員になり、日頃から地質や発掘に関するイベントに参加してある程度知識をもっていただく必要があります。

 次に、野尻湖発掘はおよそ3年おきのサイクルで、湖底発掘と陸上発掘を一回ずつ行なっています。湖底発掘は3月末の10日間、陸上発掘は夏休み中に行なわれます。発掘の時期は研究の計画によっても変わりますので、次回の発掘がいつあるのかは友の会の会員に発行される機関紙で知ることになります。

 参加を希望される方は直接友の会に連絡するか、メールを頂ければご案内させていただきます。

発掘の見学

 発掘期間中は現場を間近で見学することができます。

野尻湖ナウマンゾウ博物館

 野尻湖で発見された化石・遺物は湖畔にある野尻湖ナウマンゾウ博物館に収蔵され、展示・研究されています。博物館は冬季以外は開館していますので、夏休みなどに発掘はなくても見学することが可能です。(会館日などについては博物館のサイトをご覧ください。)

専門グループによる研究

野尻湖へのアクセス

 野尻湖発掘では長野の信濃町にある「立ヶ鼻遺跡」とよばれる湖の底を主な発掘現場にしています。この遺跡は夏の間はもちろん水の下ですが、冬になると水位が下がって岸から数十メートルほどまで歩いて入れるようになります。