リアニメイト用語集

リアニメイター

リアニメイトデッキをメインデッキとする人のこと。低いコストで巨大クリーチャーを場に出すことに喜びを見出し、計算高い反面スーパーの特売や限定ものに弱く、Leviathanなどそそられるようなクリーチャーは後先考えずにデッキに組み込んでしまったりする。リアニメイター同士の戦いではその勝敗は相手のライフを削ることではなく、相手より派手なクリーチャーをいかにリアニメイトするかで決まる(?)

リアニメイト

 狭義のリアニメイトは墓地からクリーチャーを場に出す効果を言う。広義にはburied aliveのようにクリーチャーを墓地に送り込む方法を含む。ちなみに墓地に送り込む方法にはかなりのバリエーションと工夫が見られ、リアニメイトデッキの重要な見せ場となる(?)
《死者再生》のように墓場のクリーチャーを手札に戻す効果はリアニメイトとは呼ばない。

墓地

 一般的には使用後の呪文を置いておく捨て札置き場に過ぎないが、リアニメイターにとっては第2のライブラリーである。そのうえライブラリーと違っていつでも中身を知ることができ、好きなカードを引くことができるというすばらしい特徴を持つ。死はもはや休息ではない。
 またリアニメイターは常に敵が墓地にどんなクリーチャーを落としたのか目を光らせていなければならない。もちろん自分の墓地にある生き物はすべて記憶していること。

ライブラリ

 使用前のカードが積まれた山札である。リアニメイトの対象となるクリーチャーカードはここから手札に供給される。手札にきたクリーチャーカードを以下にして早く捨てるかがリアニメイト第2のポイントとなる。

ゲームから取り除く

 ゲームから取り除かれたカードはさすがにリアニメイトできない。リアニメイト最大の敵である。したがって場に出ているカードが取り除かれそうになった場合はそれにレスポンスして Diabolic Edictなどのクリーチャー除去カードを使って墓地に落とさなくてはならない。

墓場から場に出す

 リアニメイターがもっとも目を輝かせる、リアニメイトデッキ最高の瞬間。リアニメイトカードのほとんどはソーサリー扱いであるが、一部にインスタント扱いの効果もあり、いわゆる「敵のエンドにレスポンス」というタイミングでの生物召喚が可能になったりする。これがきちんと回り出すと大ピンチである。

2in1クリーチャー

「〜が場に出たとき・・・する」効果を持つクリーチャーのこと。リアニメイトでは主にこのようなクリーチャーが再活性化の標的となる。特に新しいエキスパンションではこのようなクリーチャーが充実しており、戦略に柔軟性と速度を与えてくれる。

墓地破壊

 リアニメイトが普及するにつれ、墓地のカードを削る効果を持つカードが増えてきた。中でも究極はすでに墓地にあるカードを取り除く腐肉くわがたと、墓地にカードが入るのを阻害する次元の狭間 である。リアニメイターであれば、瞬間的にそれらを排除できなければ明日はない。

ドロー強化

 手札にあってもまったく利用できないカードが多くなりがちなリアニメイトデッキでは時に生命線となる。リアニメイトが回り始めてからのカードアドバンテージにはとんでもない爆発力があるものの、回り始めるまでは普通よりも重いのがリアニメイトの宿命である。ときには Necrologiaのように大きな代償を払ってでもカードを引かなければならないこともある。各種の秘本が役に立ってくれる。

手札破壊

 手札破壊デッキはリアニメイトに対しては逆効果になることが多い。それを逆手にとって自ら手札を捨てる戦略もある。自分に対して用いなかった場合相手の手札を破壊でき、手札破壊自体も黒がメインであるため意外と相性がよい。ただデッキのテーマがあいまいになるので使用は控えめに。


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