現在稼動している人工無脳を運用形態で分類すると,cgiやircを母体として複数ユーザによって操作されるネットワーク型と,一人のユーザを対象にしたアプリケーションであるスタンドアロン型に分けられる.ネットワーク型の人工無脳はひとつのオリジナルにアレンジを施して作られた子孫がいくつもあり,複数のユーザから教育される機会があるために辞書の成長が期待できる.またチャットを母体としているため人間同士の会話の添え物的位置付けであるので,いいかげんな応答でも許容される.スタンドアロン型は派生型が少なく,一対一の会話を行うため,比較的複雑な会話を挑んでくるタイプが存在する.特に日本産のものは吹き出しを伴うデスクトップキャラクタとしての機能を併せ持っている.
さらにこれらの人工無脳をスクリプトの形式で分類すると,ひとつまたは複数の知識ファイル(=辞書ファイル)を用意し,乱数によってしゃべる内容を決める乱数型と,ある程度の制御構造を持ったスクリプトを使うシナリオ型に分けられる.乱数型はその構造がわかりやすく,ユーザによる教育が容易であるという利点を持つ.また構造が単純ゆえにオリジナル人格(=オリジナル辞書)を作りやすく,派生型も多い.シナリオ型は複雑な動作をしうるが,それゆえスクリプトの書式が複雑である.会話のきっかけは乱数的であるが一つ一つの内容は固定されていて,一通りはなしを読んでしまうとそれの繰り返しになってしまう場合が多い.
以下にいくつかの人工無脳とその特徴を示す.
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FM-7シリーズ,PC-6000シリーズなどが主要なハードで、半角カナが使用された。文節はスペースで区切られることが多かったという PC-8801,X68000,FM-TOWNSの時代,人工無脳は漢字を使うようになり,今とあまり変わらない機構を実装する ネットワークの存在により稼動形態が激変した現在の状態。 情報はこちらまで skato@ycf.nanet.co.jp よろしくおねがいします |