2,000年度の年度末も押し迫った3月31日、 ぴ〜ち鐵人から貰っていた宿題に、駆け込みで挑戦してきました。


 たっぷり(?)寝だめをした午後1時、 能登半島に向けてれがし〜で新潟を出発。 途中某PAでブランチをしたのを含め、 随所で休憩を取りながら、 午後6時ころ金沢東ICに到着。 久しぶりに訪れた金沢市郊外を能登有料道路に向けて進む。 能登有料道路の羽咋を越えたあたりから 周囲の車がド田舎モードに。。。
  てなことをしているうちに6時間が経過してようやく輪島市に到着。 地元では消えゆく鐵道を偲ぶ行事が開かれていました。

能登三井駅を偲ぶ集い
さよなら感謝イベント@輪島駅
切符を買って穴水まで記念乗車。 取り敢えず車内にあった案内でもどうぞ。
系統案内
能登市ノ瀬
能登三井
終点「穴水」
お暇な方は 下りのほうもどうぞ。

  最終の到着便を迎えた輪島駅では、 折り返しとなる輪島〜穴水最終列車の出発式が行われました。 先ずはのと鉄道社長と輪島駅駅長が、運転手と車掌に最期のおことば。 内容は「最期まで無事故で運行するように」といったところでした。 人の命を預かる運送業としては最低でもあり最高でもある目標でしょう。

社長と駅長のおことば
続いて綺麗所より花束贈呈。
花束贈呈
一通りのセレモニーが終了したあと、 能登鉄道輪島〜穴水間の最終便は 輪島駅を出発しました。
最終便出発
セレモニーの陰には多くの裏方に働く方々の活躍がありましたが、 その背中で廃鐵の寂しさを物語っていたのでしょうか。
お疲れさま

  輪島をあとに帰ろうとすると、 天も寂しさを隠しきれずに涙をこぼしたのか、 季節はずれの雪・霰が降り路上には数cmの雪・霰が積もりました。 多寡をくくった地元民は夏タイヤに履き替えていたようで、 20km/h位でちんたら這い蹲って渋滞の元凶となっていました。 高速道路でも数cmの雪にタイヤを取られたり、 雷で目の前が真っ白になったりとさんざんな目に遭いながら 新潟へ逃げ帰りました。


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